クワガタ産卵セット(産卵材入り)

産卵セット

クワガタの簡単な産卵セットを紹介していきます。

我が家ではオオクワガタ以外はすべてこの方法で産卵セットを組んでいます。

どの種類も問題なく産卵をしてくれていますので参考にしてみて下さい。

用意するもの

●小ケース・・コバエシャッターやコバエ侵入抑制ケース・1500ボトル(小型種)

●発酵マット・MDクワガタマット(キノコマットでもいいとおもいます。)

●マットプレス(マットを詰める物)

無い場合は手でも大丈夫です。

●産卵木(ナラ・コナラ・クヌギ)

産卵材の準備

1 熱湯に約30分つける。(材の中に雑虫が入っている場合がある為)

熱湯から出したら一晩日陰に放置

2 樹皮をかがしていく。(材がつるつるになるまで磨きます。)

種コマも抜いていきます。

発酵マットの準備

1 ガス抜き

袋を破り一晩放置。我が家ではコンテナへ広げています。

2 加水

10リットルの発酵マットへ500mlを入れる。マットを握った時に水が出てこないぐらい。ダマを転がしてもすぐに潰れない感じにします。

ケースへマットを詰めていく

1 下から3cmまで硬く詰める

2 材を置く。

3 材の上までマットを入れて詰めていく(最初の3cmよりも少しゆるく)

材とケースの間は指で押していく。硬く詰めると生体がなかなか潜っていかなくなります。

最後に軽くマットを上部へ広げて完成。メスが歩ける様に3cmぐらいは空けています。

まとめ

●産卵材は雑虫が入っている可能性があるので熱湯へつける

熱湯へつけた後は一晩かげ干し。干しておかないと青カビが発生する事が多いです。

●発酵マットは一晩ガス抜きをする。袋から開けてから再発酵をし熱を持つことがあります。

●ケースへマットを詰める時下部3cmは固く詰める。

材を入れた場所からは少し硬く詰める。2層のイメージです。全部硬くするとメスが下まで潜らず産卵をしな事が多々ありました。

以上が産卵材を使った産卵セットになります。この方法で外国産ヒラタクワガタ(スマトラオオヒラタ・パラワンオオヒラタ)ニジイロクワガタ・ギラファノコギリクワガタ等ほとんどのクワガタで産卵が出来ております。