生体紹介
●ペットショップで野外採取品のメスが500円で売られていたので購入をしてみました。産卵から羽化までのスケジュールになります。
●スラウェシヒラタクワガタ
産地・・パロロ パル
累代・・WD

●産卵セットから羽化までの日程
2023年9月中旬・・・・・・・・産卵セット投入(野外採取品の為 ペアリングなし)
2023年10月中旬・・・・・・・産卵セット割り出し(6個の卵確認)
2023年11月18日・・・・・・・1本目800ml菌糸ビン投入
2024年2月中旬・・・・・・・・2本目1500ml菌糸ビンへ投入(オスだけ)
(メスは蛹化をしていたので800ml1本で成虫)
2024年5月中旬・・・・・・・3本目2300ml発酵マットへ投入(♂のみ)
2024年7月・・・・・・・・・オスが蛹化
2024年8月31日・・・・・・・羽化
2025年1月1日時点での♂は数匹蛹になりました。ほとんどの♀は12月までに羽化をしています。
●産卵セット投入
野外採取品の個体は野外で交尾している事が多いので今回はペアリングなしで産卵セットへ投入をしています。
スラウェシヒラタクワガタ以外の野外採取品の個体をペアリングなしで産卵セットへ投入をしましたが100%産卵が出来ています。
↓産卵セット作成方法の記事を載せっていますので参考にしてみて下さい。
●幼虫飼育
部屋の温度は24度から27度で管理
メスは800mlの1本羽化。
オスは800ml→1500ml→2300mlで羽化
(交換タイミングを管理出来れば2本羽化で行けたと思います。)
●最後に
今回は初めてのスラウェシヒラタクワガタの飼育でしたので何も飼育方法が分からないまま飼育をしました。幼虫飼育は1本目1500ml・2本目2300mlの方が良いかと感じました。孵化から羽化までが早いので3本目投入後にすぐ蛹化になりました。この時は部屋の温度管理も出来ていないのでメス数か月で羽化をしています。
飼育方法としては「スマトラオオヒラタ」「パラワンオオヒラタ」と一緒だと感じましたので次回スマトラオオヒラタをブリードする時は部屋の温度を落としてボトル2本で仕上げていこうと思います。
この種類は全然飼育が難しくないと思いますので初心者の方でも簡単に飼育が出来ると思います。
今回の記事を参考にして頂ければと思います。